包茎をそのままにするとどうなる?

「放置でも大丈夫?」という疑問

包茎に悩んでいても「特に困っていないし放置でもいいかな」と思う方は少なくありません。
しかし、放置することで衛生・健康・心理面にさまざまな影響が出る可能性があります。

衛生面のトラブル

仮性包茎の場合でも、包皮の内側に垢や雑菌がたまりやすく、ニオイや炎症の原因になります。
特に思春期以降は汗や皮脂の分泌も多くなるため、清潔を保つのが難しくなる傾向があります。

性機能・健康への影響

真性包茎では亀頭が露出できないため性交時に痛みを伴いやすく、パートナーとの性生活に支障が出ることがあります。
さらに、雑菌が繁殖することで亀頭炎や尿道炎を繰り返しやすく、性感染症のリスクも高まります。

最も危険な「カントン包茎」

カントン包茎を放置すると、包皮が締め付けられて血流障害を起こし、最悪の場合は亀頭壊死に至る可能性もあります。 放置は非常に危険であり、緊急性の高い医療処置が必要です。

心理的な負担も大きい

衛生面や性機能だけでなく、コンプレックスによる精神的な負担も無視できません。
「裸に自信が持てない」「パートナーに見られたくない」という気持ちは、対人関係や自信に影響を与え、生活全体の質を下げてしまうことがあります。

改善の第一歩は相談から

このように、包茎を放置することは多方面でマイナスが大きいといえます。
健康のため、自信を取り戻すためにも、まずは専門クリニックで相談してみることをおすすめします。

※自由診療について
本治療は自由診療となるため、公的医療保険の適用はありません。
また、医薬品副作用被害救済制度等の公的救済の対象外です。

注意事項

・治療効果や仕上がりには個人差があります。
・手術後は一定期間の安静や自己管理が必要です。
・合併症(腫れ、出血、感染、瘢痕形成など)が起こる可能性があります。
・未成年の方は保護者の同意が必要です。

入手経路等

当院が使用する医薬品や医療材料は、国内の正規医薬品販売代理店を通じて入手しています。

国内の承認医薬品等の有無

・包茎手術は、厚生労働省に承認された外科的手技の一つですが、美容目的での包茎手術は公的保険の適応外です。
・一部で使用する局所麻酔薬などは国内で承認されています。

諸外国における安全性等に係る情報

・包茎手術は欧米を含む諸外国でも広く行われている一般的な外科手術です。
・合併症発生率や術後経過についても、多くの臨床データが蓄積されています。

副作用

・手術後の腫れ、内出血、感染、縫合部の違和感や硬結などがみられることがあります。
・稀に瘢痕や感覚の変化が残る場合があります。
※症状が強い場合や不安な点がある場合は、必ず担当医師にご相談ください。