日本人に多い「仮性包茎」
もっとも多いのが仮性包茎で、日本人男性の約6〜7割が該当するといわれます。
平常時は亀頭が包皮で覆われていますが、勃起時や手でむけば露出できるタイプです。
大きな機能障害はありませんが、垢や雑菌がたまりやすくニオイや炎症の原因になることもあり、見た目の悩みから手術を希望する方も多いです。
医学的に治療が推奨される「真性包茎」
真性包茎は、包皮が狭く常に亀頭を出せない状態です。
清潔を保ちにくく、炎症や感染症リスクが高くなるほか、性交時に痛みや違和感を感じやすいのが特徴です。
医学的にも治療を推奨されるケースが多いタイプといえます。
危険度が高く放置できない「カントン包茎」
カントン包茎は、無理に包皮をむいた際に根元で締め付けられ、戻らなくなる状態です。
強い腫れや痛みを伴い、血流障害を起こすことで亀頭壊死に至る危険性もあります。緊急性が高く、早急に医療機関で処置を受ける必要があります。
自己判断せず、専門医の診断を受けよう
包茎はタイプによってリスクや緊急度が異なります。見た目だけでは判断が難しいため、まずは専門クリニックで正確に診断を受けることが大切です。
※自由診療について
本治療は自由診療となるため、公的医療保険の適用はありません。
また、医薬品副作用被害救済制度等の公的救済の対象外です。
注意事項
・治療効果や仕上がりには個人差があります。
・手術後は一定期間の安静や自己管理が必要です。
・合併症(腫れ、出血、感染、瘢痕形成など)が起こる可能性があります。
・未成年の方は保護者の同意が必要です。
入手経路等
当院が使用する医薬品や医療材料は、国内の正規医薬品販売代理店を通じて入手しています。
国内の承認医薬品等の有無
・包茎手術は、厚生労働省に承認された外科的手技の一つですが、美容目的での包茎手術は公的保険の適応外です。
・一部で使用する局所麻酔薬などは国内で承認されています。
諸外国における安全性等に係る情報
・包茎手術は欧米を含む諸外国でも広く行われている一般的な外科手術です。
・合併症発生率や術後経過についても、多くの臨床データが蓄積されています。
副作用
・手術後の腫れ、内出血、感染、縫合部の違和感や硬結などがみられることがあります。
・稀に瘢痕や感覚の変化が残る場合があります。
※症状が強い場合や不安な点がある場合は、必ず担当医師にご相談ください。